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Saddle Maniax Archive

Saddle Maniax Issue 9 – INTEGRA MSA KEVLAR TECNO-TOP

さて、サンマルコ続きで、今回は「INTEGRA MSA KEVLAR TECNO-TOP」です。確かこれ、1年くらい前に1,500円で投げ売りされてたんだよな・・・。発売したのはずっと昔なんだけど、ココで紹介しているサドル達のなかでは近代的な方で90年代のもの。名前についてるMSAってのは「Mono Scocca Attiva」の略らしい。通常のインテグラMSAと異素材を組み合わせたインテグラMSAテクノトップの2種類をラインナップ。

サドルも十分奇抜な形状なんだけど、パッケージデザインがやばめ。ギラギラのシルバーにブラックとエメラルドブルーの2色刷り。このサドルのワイヤーフレームとかが描かれてる。かなりツボ。サドル素材は大部分が本皮革なんだけど、バックサイド部分にはスイスSchoeller社の新素材「Schoeller keprotec(R)」を使用。触った感じ、すごく弱そうな化学繊維系の生地なんだけど、ケブラーをベースに防水、透湿、撥水、防汚性を高めた新素材なんだそう。

さらにはサドルベースとレールを一体化(プラレール)することによって軽量化を実現。実測200gちょっと。未来っぽくていいよこれ、とても。

後ろからみると四角いんだよねw 正直、座り心地はかなり良さそうです。付けないけど。

Saddle Maniax Issue 8 – Rolls (LOOK)

久々にサドルマニアックス。第8回目のセラ・サンマルコの名作サドル「Rolls(ロールス)」をベースにフランスのLOOKとコラボした一品。LOOKといえば、エルゴステムを紹介したばかりでしたね。

珍しいレザーのセレクト。シャンパンゴールドだよこれ。上品すぎて、コケたりできませんね。サイドのプレートにはコーポレートカラーであるモンドリアン柄をあしらったロゴが。そういえばモンドリアン柄、2010年の限定フレームで復活しましたね。昔はこの柄のウェア類がいろいろあったそう。垂直と水平の線、色の三原色、白と黒。Piet Mondrian曰く、これが世界の本質を表す要素なんだそうだ。

バックビュー。ロールスはこの背面プレートが特徴的なサドル。ここもゴールド。後ろからみたとき、美しさが一番際立つサドルなのです。

レールもゴールド。サドルベースには「Selle San Marco」の刻印があるし、おなじみのコピー防止ステッカーも。

Saddle Maniax Issue 7 – Concor Junior

立て続けに第7回はセラサンマルコのコンコールシリーズから「Concor Junior」です。その名の通り、子ども向けのレースサドル。とはいっても、革の品質や作りは通常のコンコールに引けを取らず、良い出来です。パッドは通常のものより少し厚めという印象。少しボッテリしてて、横から見たときのシルエットが良い。

背面のロゴマークは最も古いステッカーのタイプ。コンコールジュニアで中期・後期タイプは見たことないので、そう長くは生産していなかったんでしょう。コンコールの年代については「Saddle Maniax Issue 1 – Concor Supercorsa」も参照。

こんな感じでカラーバリエーションもあります。

比較してみる。比較対象は前に紹介した「Saddle Maniax Issue 4 – Concor Supercorsa (COLNAGO)」。一回り小さいという印象ですね。

Saddle Maniax Issue 6 – Bio Turbo (Stripe)

第6回目はぼくの愛用品、Selle ItaliaのTurboシリーズから「Bio Turbo」。ターボといえばセライタリアのロングセラー商品としてあまりにも有名なんだけれど、このバイオターボはレザー素材やプリントパターンなどで差別化を図ったモデル。一時はUNDER COVERの高橋盾氏がチネリスーパーコルサに付けていたことで国内でも値が張った時期もあったようですが、現在では価格も落ち着いて、手に入りやすくなったのではないでしょうか?

1980年代後半〜1990年代前半にかけて生産されていました。スムースレザーの上にキレイにプリントされています。

他のカラーバリエーション。ブラック×ホワイトは愛用するあまりプリントが擦れてきました。他にもブラック×イエローなどのバリエーションが存在します。基本的にブラックかホワイトのスムースレザーをベースにストライプパターンをプリントしています。

乗り味は通常のTurboと変わりません。少しふっくらした形状ですが、そこまでパッドは厚くなく、堅さも丁度良いです。ちょうど、セラ・サンマルコのロールスに似たようなコンセプトの商品ですね。ネックは重量でしょうか。チタンレールの高級版があればおもしろかったかもしれません。

Saddle Maniax Issue 5 – La FAUSTO COPPI

サドルマニアックス第5回はSelle Italia(セラ・イタリア)の「La FAUSTO COPPI(ファウスト・コッピ)」。コッピといえば、伝説的なロード選手ですね。そのコッピをフィーチャーしたモデルがこれ。

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かなり洒落た感じです。1980年代中期に限定生産されたもので、シリアルナンバー入り(所有してるものは4,000番台)。軽量でパッドも薄く、サンマルコの「Legal」のような感じというとわかりやすいかな。ベースモデルは同セライタリアの「Campione del mond」というモデルらしいんだけど、詳細はわからないっす。

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ゴールドのプレートにゴールドのレール。確か同じモデルでブラックバージョンもあったかと。この感じは断然ホワイトでしょう。

Saddle Maniax Issue 4 – Concor Supercorsa (COLNAGO)

さて、第4回は再びコンコールスーパーコルサ。第1回のエントリーでも紹介したセラ・サンマルコの名作サドル「Concor Supercorsa」ですが、これは非常にレアなCOLNAGOとのコラボモデル。

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ベースは恐らく、初期〜中期のものでしょう。コンコールは毛先の短いスエードかスムースレザーがスタンダードなモデルなんだけれど、これは毛足が少し長めのスエードで、触り心地も座り心地も良さそう。色はコルナゴお得意のブルーです。カラー展開されていたコンコールのブルーはもっと鮮やかなブルーですね。

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サイドから見るとコンコールにしか見えないんだけど、背面にはコルナゴのロゴが。この時代のコルナゴはカンパとコラボしてシートポスト作ったり、いろいろしてたよう。(コラボというかWネームというか、はたまたOEMというか。)かなりマニアックな話になってくるんだけど、背面は通常のコンコールと大きく違っていて、レールの付け根部分(ロゴプレートの両サイドの部分)までレザーが巻かれてないんですね。これはこれでブースターみたいでかっこいい。

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フロントビューはまさにコンドル。サドルの裏面にはしっかり「CONCOR SUPERCORSA」の刻印が。

Saddle Maniax Issue 3 – BROOKS Professional

第3回はイギリスの老舗ブランド「BROOKS」(ブルックス)のProfessionalというモデル。

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ぼくはセラサンマルコとか、セライタリアとか、イタリアのサドルを中心に収集していて、革サドルは集めてない。ブルックスも持ってるのはこの1点だけ。毎年限定色や限定モデルを出したりはしているっぽいんだけど、基本的なカタチはずっと変わらないブルックス。サドルの裏側に年号の刻印がされてて、実はコレ、ぼくが生まれた年のヴィンテージなんですね。誕生日ブルックスだなんて、なかなかいいでしょ。探すの大変だけど、自転車好きの友人へのプレゼントにした日には喜ばれること間違いなしですわ。

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ブルックスのサドルの中で一番大きなビョウが打ってある。全て手作業で仕上げる。背面のプレートは年代によって若干の変更があったりする。

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未使用品なので座面はツルテカ。使い込んでいくうちに自分のケツのカタチに馴染んでいく。まさに育てるサドル。

Saddle Maniax Issue 2 – Prairie

このくらいのペースで特集組んでいきたいですね。さあ、第2回はセラサンマルコと並ぶ老舗ブランド「Selle Italia」(セライタリア)の「Prairie」です。

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そのものズバリ、プレーリードッグを意識してるであろうデザインですね。プレーリードッグがモチーフだよ!と言われたら「あーなんとなくわかる」的な。個人的にセライタリアのサドルの中でかなり好みの部類に入ります。Turbo Maticをベースに取っ手を付けたようなデザインになってます。この取っ手がたまらなくカワイイっす。

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座面はサラサラでマットタイプの合成革(触ると指紋が目立っちゃう、あの生地)です。写真のものは1991年製造のものですが、80〜90年代のクラシックサドルから現在のレーシングサドルへの過渡期に位置するような、ミドルテックなデザイン。このサドルはいいよ。

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Saddle Maniax Issue 1 – Concor Supercorsa

Reminton再塗装計画の特集も最終回を迎えたので、今度はサドル特集をやっていきます。なぜかサドルにすごく特別な思い入れがあって、80年代頃のコンフォートサドルやレースサドルを収集していたんですが、ちょっとずつ公開していきます。この手の情報はGoogle先生もなかなか教えてくれないので、好きな人には役に立つのではないでしょうか?

第一回目は、おなじみ「Selle San Marco」(セラ・サンマルコ)の名作サドル「Concor Supercorsa」です。

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名前の由来にもなったコンドルを思わせる独特なシルエットですね。昔そうとう流行ったそうですよ。フジタという国産サドルメーカーも「CONPY」(コンピー)というコンコールそっくりの商品を作ったりしてましたね。ピストバイクの普及によってそのルックスから人気が再燃した傑作です。

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このコンコール、発売してからほぼ同じ形だったんですが、大きく分けて3世代のモデルがあります。それを識別するのが後ろの「CONCOR」の文字です。

  • 初期型:黒地に黄色文字
  • 中期型:チャンピオンライン地に黒縁・ゴールド文字
  • 後期型:黒地に黄色文字、右下にチャンピオンライン

ちなみに2008年後半に復刻されたコンコールは後期型が採用されています。初期〜中期モデルは後期よりも少し肉薄でスッキリしたシェイプになってます。写真のものは、初期の中でも最も古いモデルで、ステッカータイプになってます。これはなかなかレアなものですね。

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通常の初期型との比較。通常はステッカーではなく、プレートになってます。これは中期・後期も同一の仕様です。ルックスも良いですが、座り心地も中々です。現在このスーパーコルサは製造されておらず(イマイチな復刻版のみ)、「Concor Light」という軽量版が歴史を引き継いでいます。

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